名称不明

ものすごく安っぽいルアーですっていうのは･･･

この後部のモールドにある･･･

香港製たる刻印が

その昔、メイドイン・ジャパンというのが、安かろう悪かろうという時代が過ぎて、それに変わって、メイドイン・ホンコンというのが、安っぽいモノの代名詞になったときがあったんですよねぇ

子供心に、メイドイン・ホンコンってのは、オモチャに、よく見かけた文字だったんだよなぁ

ガチャポンっていうか、ガチャガチャっていうのか、小さなカプセルに入ったオモチャが、１０円で、あった頃、かなりはまって、そればかりやってた頃があったんだけど、小学生ながら、そこによく目にしたこの文字に、反応してたかな

だから、この文字を見ると、なんか子供の頃の懐かしい小さなオモチャの世界に、戻された気がするんですよねぇ

ありそうでなかったホンコン製ルアーって、今でこそ、日本からの技術を注がれて、ある程度、それなりになってしまった中国製ルアーにはない、チープさが、郷愁を誘いますねぇ

そういえば、香港製ルアーって、確か、シェークスピアのウッドモノっていうのも、そうだった気がしたけど

で、実際、このルアー自体どうかって

ラインアイと、その下のフックアイとのライン上に、内部が仕切られていて、その中に、ラトルが、５個入ってます

内部ウェイトは、特に入っていないようでなんですが、ボーン素材っていうこともあるのか、ハイフロート＆ハイサウンドに仕上がっていて、フック＆ヒートンなので、横向くこともなく、いい感じで、浮かびますので、フローティングバイブとしては、かなり使えそうな感じです

普通は、バイブレーションなら、それなりにウェイトを仕込むはずだから、此奴は、まぁ、狙って作られたっていう感じでもないけど、こういうのもありですね

もっとも、フローティングバイブの欠点の、遠投性能は、ダントツで、皆無と思われますので、使うシチュエーションは、限られるかなぁ